改革熱どこへ 「戦後レジーム脱却」が進めた国会の惨状

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専門記者・藤田直央〈元国会担当キャップ〉
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 「理由は枚挙にいとまがない」。立憲民主党枝野幸男代表が与党のヤジの中でそう趣旨を述べた野党提出の内閣不信任案は、20日夕に否決された。半年間続いた通常国会が終わる。

 安倍内閣は官邸主導を唱えながら、各省の相次ぐ不祥事で統治能力の欠如をさらけ出した。与党はその内閣をあっさり信認し、昨日には自民党などが出した理念なき参院定数6増の法律も駆け込みで成立させた。

 11年前に第1次安倍内閣で官邸を担当していて、やはり与党が採決の強行を重ねていた頃、政府高官が語った言葉を思い出す。

 「野党に質問機会や日程闘争…

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