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 聖徳太子の命で建てられたと伝わる近江八幡市小船木町の願成就寺(がんじょうじゅうじ)で20日、きゅうりに病を封じ込めて厄払いする珍しい「きゅうり封じ」があった。

 寺の小西智俊(ちしゅん)住職(72)によると、平安時代の書物にきゅうりが病によいと書かれていたことに基づいているという。70年ほど前から土用丑(うし)の日に、患っている箇所をきゅうりに書いて竹筒に封じ込める風習が続いている。

 この日病が封じられた竹筒は約300本。糖尿病や顔面神経痛などのほか、時代を映してストレス解消を願うきゅうりもあった。

 友だちの分と20本を封じてもらった市内の上野育子さん(63)は「これから1年、健康で過ごせます」とうれしそうだった。今年は8月1日にもある。祈禱(きとう)料は1本1500円。問い合わせは願成就寺(0748・33・4367)へ。(阿部治樹)