イスラエル兵銃撃され死亡 報復でパレスチナ人4人死亡

エルサレム=渡辺丘
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 イスラエル軍によると、パレスチナ自治区ガザ地区とイスラエルの境界付近で20日、イスラエル軍の兵士1人が銃撃されて死亡した。イスラエル軍はガザ地区で大規模な報復攻撃を行い、ガザの保健省によるとパレスチナ人4人が死亡した。イスラム組織ハマスの戦闘員らとみられる。

 ガザ地区とイスラエルの境界付近では、イスラエルや米国への抗議デモが3月末から続いている。パレスチナ人140人以上がイスラエル軍の銃撃で死亡したが、イスラエル人の死者は初めて。同軍は、兵士はデモの警戒中にパレスチナ人に狙撃されたとしている。

 イスラエル軍はこれに対し、ガザ地区のハマスの軍事施設など数十カ所を報復空爆した。一方、ガザ地区からはイスラエルに向けてロケット弾3発が発射され、2発が対空防衛システムで迎撃された。

 AFP通信などによると、ハマスの報道官は21日、エジプトと国連の仲介でイスラエルとの停戦に合意したと述べた。

 イスラエル軍は14日、ガザ地区で2014年夏の戦闘以降、最大規模の空爆を実施し、パレスチナ人の少年2人が死亡。ガザ地区からは火炎物をつけた、たこや風船が飛ばされ、イスラエル南部で火災による農地などの被害が相次ぎ、イスラエルは強硬な措置をとる方針を示している。(エルサレム=渡辺丘)