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 主に乳幼児が感染する夏かぜの一種で、のどの発疹や高熱の症状が出る「ヘルパンギーナ」が静岡県内で流行し、県は20日、警報レベルを超えたと発表した。後藤幹生・県疾病対策課長は「熱中症の心配があるため、水を飲めないほどのどが痛む場合は医療機関の受診を」と呼びかけた。

 県内で定点観測している89カ所の小児科で、9~15日の1週間に1医療機関あたり7・47人(警報レベルの基準は6人)がヘルパンギーナと診断された。富士保健所以西の県中部と西部で流行が拡大しているという。都道府県別では、患者数は全国3位の665人だった。

 同課によると、ヘルパンギーナは夏に流行する急性ウイルス性咽頭(いんとう)炎で、5歳以下の乳幼児が感染しやすい。38度以上の高熱とのどの発疹が主な症状で、熱が1~3日で下がった後、のどの痛みも治まる。唾液(だえき)による飛沫(ひまつ)感染や、おむつを替える際に大人の手についた便からの経口感染が多いという。後藤課長は「治癒後2~4週間、便にはウイルスが残る」と話し、丁寧な手洗いを呼びかけた。

 

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http://www.asahi.com/apital/medicalnews/focus/(宮廻潤子)