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 西日本豪雨の被災地では、多くの子どもたちに夏休みがやってきた。避難所暮らしや復旧工事が続いていて、友だちとはなかなか遊べないけれど、会えたらすごくうれしい。物資の仕分けの手伝いもする。今年の夏は、いつもとは違う休みになりそうだ。

 広島市安芸区の市立矢野南小学校の体育館で避難生活を送る小学6年の北村龍清君(11)は21日、2週間ぶりに同級生らに会えた。自分が入っているサッカーチームの試合があったから。この日をずっと心待ちにしていた。

 矢野地区は土石流などで多くの人が亡くなり、自宅近くも巻き込まれた。北村君が通う市立矢野小学校は校舎やグラウンドに土砂が流れ込んで使えなくなり、前倒しで17日から夏休みに。隣の小学校に避難した北村君は、友だちと離ればなれになった。

 日中は避難所で黙々と学習プリントに向き合う。「算数の面積とか体積は、ちょっと忘れとった」。その姿をみて、一緒に避難所にいる小学1年の弟も隣で勉強を始めた。

 でも、ずっと願ってきたのは「友だちと外で遊ぶこと」。21日は、朝はきちんと勉強して試合に向かった。ゴールキーパーを務めた北村君は「友だちが心配してくれてた。いっぱい話せた」と笑顔を見せた。

 愛媛県宇和島市。市内の吉田町に住む小学2年の稲葉昂海(こう)君(7)も、こう願っている。「離れたところにいる友だちに会いたい」

 稲葉君の通う市立玉津小は6日から臨時休校。そのまま21日から夏休みに入った。少年野球チームも練習が再開できないままだ。

 床上浸水した自宅は家族で片付…

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