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 岡山県倉敷市の伊東香織市長は21日に会見し、同市真備(まび)町を流れる1級河川、小田川の支流について、水位計がなかったと明らかにした。市は支流の決壊も避難指示の発令基準としており、今回の豪雨では三つの支流の計6カ所で決壊。しかし水位計がないため時刻は「確認できていない」とした上で、避難指示のタイミングについて「水位計があれば状況は違ったのではないか」と述べた。

 倉敷市は小田川が氾濫(はんらん)危険水位に達した約10分後の6日午後10時に町内全域に避難勧告を発令。7日午前1時半までに避難指示を出した。一方朝日新聞の取材に複数の住民が7日午前0時ごろに小田川支流の末政(すえまさ)川が決壊したと証言した。

 伊東市長は「(発令基準は)小田川の水位で判断するのが通常だった」と説明。支流を管理する県に対し、水位計設置を求める考えを示した。(村上友里)