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 21日午前11時ごろ、東京都板橋区泉町の集合住宅の一室で、住人の男性(74)と女性(78)が倒れているのを警視庁志村署員らが発見した。2人は心肺停止の状態で、その場で死亡が確認された。現場の状況などから、署は2人が熱中症で死亡した可能性があるとみて調べている。

 署によると21日午前10時すぎ、2人について、部屋を管理する不動産業者から「今月12日以来、姿を見ていない」と近くの交番に連絡があった。署員らが部屋を訪ね、寝室と居間でそれぞれ倒れている2人を発見した。外傷はなかった。家にはエアコンはあったが、動いていなかったという。

 不動産業者は「12日に、この部屋の男性が熱中症で搬送された」と説明しているという。署は、搬送された後に男性が帰宅し、再び熱中症になった疑いがあるとみている。

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 21日午前11時ごろ、大阪市城東区関目2丁目の市営住宅の近くの住民から、「老夫婦がいると思うが、鍵が閉まっていて応答がない」と119番通報があった。消防や警察が駆けつけたところ、市営住宅の11階の一室でいずれも74歳の夫婦が倒れているのが見つかり、その場で死亡が確認された。府警城東署は、熱中症の疑いがあるとみて調べている。

 署によると、夫婦は2人暮らし。夫は北側の和室でうつぶせで、妻は別の和室で仰向けに倒れていた。窓は閉まっており、北側の和室に1台だけあるエアコンは送風状態だったという。2人に外傷はなく、部屋が荒らされた様子はないという。

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 長野県では20日、飯山市内で70代男性、飯田市内で80代女性が心肺停止の状態で見つかり、救急搬送されたが死亡が確認された。消防などによると、熱中症が原因。男性は午後1時過ぎに田んぼで、女性は午後11時ごろに自宅の寝室で、いずれも意識を失って倒れているのを家人が見つけ、119番通報したという。

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 埼玉県は21日、同県草加市の男性(46)が、熱中症の疑いで死亡したと発表した。

 消防防災課によると、21日午後2時ごろ、男性が自宅アパート内で呼吸の荒い状態で仰向けに倒れているのを、大家の女性が発見して119番通報。男性は病院に運ばれたが、まもなく死亡が確認された。窓は開いていたが室内にエアコンはなく、扇風機は故障していたという。