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 カザフスタンからの報道によると、同国の最大都市アルマトイのスポーツセンターで21日、2日前に強盗に遭い、刺殺された2014年ソチ冬季五輪のフィギュアスケート銅メダリスト、デニス・テン選手(25)の市民葬が行われ、数千人が集まった。

 会場には、メダルを掲げるテン選手の遺影が祭壇に飾られ、市民らが献花。カザフスタン出身のミドル級ボクサー、ゲンナジー・ゴロフキン選手も米国から駆けつけた。

 ムハメディウルイ文化スポーツ相ら政界、スポーツ界の著名人が弔辞を読んだあと、テン選手の遺体を収めたひつぎが、カザフスタン軍の兵士らによって運び出された。この時、観客スタンドを埋めつくした人々から一斉に拍手が起きた。

 ロシアのノーボスチ通信によると、首都のアスタナのスポーツセンターでも同じ時刻に市民葬が行われ、数百人が献花した。

 テン選手の遺体は、アルマトイ近郊の村に埋葬される。(モスクワ=喜田尚)