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 厳しい暑さが続く西日本豪雨災害の被災地では、熱中症の疑いで病院に搬送される住民やボランティアが相次いでいる。

 岡山県社会福祉協議会は「熱中ボラ クール大作戦」と題したチラシをつくり、県内のボランティアセンターに置いて注意喚起をしている。チラシには各地のセンターで効果を上げている熱中症対策を盛り込んでおり、「タイマー管理で集中作業・十分休憩」「飲料は2リットル・脱水予防のカフェインレス」などと呼びかける。

 県社協によると、各地のボランティアセンターでは時間を管理する係を決めて10~15分ごとに1回、十分な休憩時間を取っている。全員が一度に手を止めて作業が滞らないよう、時間をずらす工夫をしているという。県社協の担当者は「ボランティアが体調を崩してしまうと、被災者のみなさんもつらい気持ちになる。健康を管理し、活動してほしい」と話している。

 2016年4月に起きた熊本地震でも、復旧活動や避難生活が長く続き、熱中症対策が重要だった。熊本市東区保健子ども課の医師、渕上史(あや)さんは「被災地では、みなさん復旧活動を少しでも進めようと無理をしがち。しんどいときは、勇気を出して声をあげてほしい」と呼びかけている。

 

<アピタル:ニュース・フォーカス・その他>

http://www.asahi.com/apital/medicalnews/focus/(沢木香織)