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 西日本を中心とする豪雨災害で、農林水産省は22日、農林水産業に関する被害額が1千億円を超え、1197億9千万円に上ることを明らかにした。西日本豪雨で大きな被害を受けた広島、岡山両県などの被害はいまだに把握できていないため、今後、大幅に拡大する見通しだ。

 同省のまとめによると、農作物の被害や畜産の被害は55億6千万円。農業用ハウスや農地の崩壊など農業施設関係は約606億5千万円に上っている。林野関係では、林地や林道の崩壊などが約520億5千万円、水産では定置網や養殖施設の被害などが約15億3千万円となっている。

 市場への影響は、野菜については、大阪市中央卸売市場で葉物などの価格が上昇している。果物については21日時点で、東京、大阪とも、モモやブドウの入荷量は平年並みで、大きな変化はないという。(浅野真)