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 火星が31日、地球に大接近する。6千万キロ弱まで近づくのは15年ぶりで、小型の望遠鏡でも表面の模様を観察できそうだ。見ごろは秋まで続き、8月になると早い時刻から昇るようになって観察しやすい。金星や木星、土星も見やすくなっており、各地で観望会が予定されている。

 国立天文台によると、火星はこの時期、午後7時ごろ南東の空に昇り、夜中に真南にきてマイナス2・8等の明るさで赤く輝く。空の条件がいいと、表面の黒い模様「大シルチス」や、白い極冠が望遠鏡で観察できる可能性がある。ただ、火星では現在、大規模な砂嵐が発生しており、模様が見えにくい可能性もある。

 火星はおよそ15~17年ごとに大接近し、次に今回ほど近づくのは2035年9月となる。国立天文台は特設ページ(https://www.nao.ac.jp/astro/feature/mars2018/別ウインドウで開きます)で観望を呼びかけている。(浜田祥太郎)