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 鳥取大学米子キャンパス(米子市西町)の染色体工学研究センター「とっとり創薬実証センター」が本格的に稼働を始めた。18日には関係者らへの内覧会があった。

 鳥取大によると、実証センターは、鉄骨3階建てで延べ床面積1170平方メートル。総事業費は6億5千万円で、文科省の「地域科学実証拠点整備事業」に県と共同で事業提案し、中四国の研究拠点では唯一採択された。

 3階には入居企業の居室と専用の実験室があり、2階には実験台が並ぶオープンラボがある。オープンラボを設けることで、高額機器の共有が可能になる。

 実証センターには現在5社が入居済みで、産官学連携の染色体工学技術などを用いた医薬品開発拠点として稼働している。今後2社入居予定という。

 実証センターを運営する鳥取大染色体工学研究センターの久郷裕之センター長は「30年かけて研究センターで築いた染色体工学の技術を生かし、その技術の集大成として、実証センターでは社会に役立つ医薬品の開発につなげたい」と話している。

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http://www.asahi.com/apital/medicalnews/focus/(長崎緑子)