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 茅ケ崎市のサザンビーチちがさきの海の家「浜磯」が今夏、開業110年を迎えた。近年の海離れに加え、手軽なプールに押され劣勢の海水浴場だが、4代続く海の家はリピーターを引きつけている。

 湘南の海にあこがれ、5年前に山梨県から茅ケ崎に移り住んだ30代の女性は「(経営する)家族のみなさんが感じよく、食べ物もおいしい」と話し夏場は毎週、「浜磯」とビーチに来る常連だ。

 4代目の真間義嘉(よしかず)さん(55)は海水浴客が減少傾向のなか、イカ焼きやシラスなどお酒のつまみを増やすなど工夫を凝らしている。

 「浜磯」を開業したのは、曽祖父の政吉さん。日本の海水浴場発祥の地とされる大磯町の漁師で、大磯海水浴場の監視員をしていた政吉さんは、茅ケ崎の別荘所有者から「茅ケ崎にも海の家を」と要望され、1908(明治41)年、茅ケ崎海水浴場に海の家を開いた。

 当時、茅ケ崎で唯一の海の家だ…

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