名古屋ボストン美術館、10月閉館 最後はハピネス展

千葉恵理子
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 10月8日に閉館する名古屋ボストン美術館(名古屋市中区)の最終展覧会となる「ハピネス」展が24日に始まった。馬場駿吉館長は23日にあった開会式で、印象的だった展覧会を振り返りながら「美術館はこの地から消えるが、20年間みなさんにお目にかけた作品は胸の中に残ると思う。長い間ありがとうございました」とあいさつした。

 ハピネス展は、幸せを求めてきた人間の営みを日本や米国の作品などから紹介する。曾我蕭白(しょうはく)の「琴棋書画図」(1760年ごろ)は、びょうぶ絵から本来のふすま絵に修復して初めての公開となる。ハピネス展は10月8日まで。月曜休館(8月13日は開館)。

 名古屋ボストン美術館は1999年開館。赤字による資金難が続き、2018年度末までとなっていた米ボストン美術館から作品を借りる契約を更新しないと16年に決め、閉館することになった。(千葉恵理子)