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 カヌー競技の選手の飲み物に禁止薬物が混入されるなどした問題で、石川県警は近く、ライバル選手だった鈴木康大選手(32)を偽計業務妨害の疑いで書類送検する方針を固めた。捜査関係者への取材でわかった。鈴木選手は県警の任意の調べに行為を認めているという。県警は厳重な処分を求める意見書をつける方針だ。

 捜査関係者によると、鈴木選手は昨年9月に石川県小松市で開かれたカヌー・スプリントの日本選手権に出場した際、200メートルで1位となった小松正治選手(26)の飲料水用のボトルに禁止薬物を混入したり、小松選手のパドルや練習で使用するGPSを盗んだりして、練習を妨害した疑いがある。小松選手はドーピング検査で陽性反応が出て、10月に暫定的な資格停止処分を受けた。鈴木選手は今年1月、日本アンチ・ドーピング機構から8年間の資格停止処分を科され、6月に日本カヌー連盟から除名処分を受けた。