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 がんと診断された人への理解と支援を呼び掛けるため、「がんサバイバー支援ウォーク」として全国を縦断していた日本対がん協会の垣添忠生会長(77)が23日午後、札幌市内のゴールに到着した。垣添さんは「『がん=死』という古いイメージをあらためたい。がんサバイバーである自分が歩くことで、訴えることが出来たと思う」と話した。

 2月5日に九州がんセンター(福岡市南区)を出発し、約3500キロの大半を歩いた垣添さんは23日午後3時ごろ、北海道がんセンター(札幌市白石区)で、職員らが拍手で迎えるなか笑顔でゴール。出迎えた高橋はるみ・北海道知事は「寒くても猛暑でも雨の日でも、ずっと歩き続けてこられたことに敬意を表します。私たちもがん対策を進めることを約束したい」と話した。

 垣添さんは国立がんセンター(現・国立がん研究センター)の総長を務め、自身も大腸がんと腎臓がんの経験がある。全国を縦断中には、全国がんセンター協議会に加盟する32の病院も訪問し、支援策への協力も呼び掛けた。

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http://www.asahi.com/apital/medicalnews/focus/(田之畑仁)

田之畑仁

田之畑仁(たのはた・ひとし) 朝日新聞記者

1998年朝日新聞社入社。富山支局、田園都市支局、東京本社・大阪本社科学医療部などを経て、2010年4月からアピタル編集部員。