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 網走監獄にゆかりの深い永専寺(北海道網走市)を囲む「れんが塀」が、耐震性不足で存続の危機に立たされている。れんが塀が続く正面の「山門」は、監獄から移築したもので、網走市の有形文化財でもある。寺は塀にとりあえず危険性を告知する貼り紙を掲示し、今後の対応を検討している。

 6月の大阪北部地震で小学校のブロック塀が倒れて小学4年の女児(9)が死亡。寺は幼稚園を併設し、周辺も通学路であることから、寺などを囲む長さ約150メートルのれんが塀を自主的に点検した。高さ2メートル以上の部分もあるが鉄筋はなく、控え壁の幅も不足し、一部にひびも入っていることなどが分かった。

 山門はもともと網走監獄の正門で、1923年に移築された。木造で瓦屋根の武家屋敷風の造りが特徴で、79年には市の有形文化財に指定された。一方、れんが塀は37年、網走刑務所の工場で焼いたれんがを使い、受刑者たちが外役作業で築いたとされ、有形文化財には指定されていない。

 寺を開いた寺永法専(1868…

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