拡大する写真・図版日本のカトリック教会が配る「焼き場に立つ少年」のカード

 昨年末、ローマ法王庁(バチカン)が関係者に送ったカードがSNSで転載されて広がり、国内外で話題になった。

 口を固く結び、息絶えた幼子を背に直立不動の姿勢をとる少年。終戦後に長崎に進駐した米軍の従軍カメラマンだった故ジョー・オダネル氏(2007年に85歳で死去)が撮影した「焼き場に立つ少年」があしらわれていた。亡くなった弟を背負い、火葬の順番を待つ情景と伝えられている。

ローマ法王「胸打たれた」

拡大する写真・図版バチカンを訪れ、フランシスコ法王(右)に「焼き場に立つ少年」の写真を添えた親書を差し出す田上富久・長崎市長(左)=2018年5月2日(C)Vatican Media Foto、長崎市提供

 「戦争がもたらすもの」という言葉と、ローマ・カトリック教会のフランシスコ法王のサインがあった。

 法王は1月、訪問先の南米に向かう機内でカードについて問われ「写真を見て胸を打たれた。このような写真が千の言葉よりも多くを語る。だから分かち合いたいと思った」と語った。

拡大する写真・図版バチカンの地図

 1990年代に発表され、国際的にはさほど知られていないこの写真が、なぜ昨年、バチカンから再発信されたのか。

 カトリック中央協議会(東京)…

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