パキスタン総選挙、投票始まる 軍や警察75万人派遣

イスラマバード=乗京真知
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 パキスタン下院(定数342)の任期満了に伴う総選挙は25日午前8時(日本時間同日正午)、約8万5千カ所で投票が始まった。選挙妨害のテロが懸念され、軍や警察が厳戒態勢を敷いている。

 選挙管理委員会によると、投票所には同日朝、軍や警察の約75万人が派遣された。また、投票所のうち治安が不安定な地区にある約2万カ所には監視カメラも設置したという。

 7月に入って候補者の集会や車を爆破する事件などが少なくとも15件起き、180人超が死亡している。反政府武装勢力パキスタン・タリバーン運動(TTP)や過激派組織「イスラム国」(IS)の支部組織が犯行声明を出した。

 今回の選挙では、与党「イスラム教徒連盟シャリフ派(PML―N)」(改選前議席190)が苦戦する一方、若者の人気を集める野党第2党「正義運動(PTI)」(同31)の躍進が予想されている。即日開票され、早ければ26日にも大勢が判明する見通し。(イスラマバード=乗京真知