台湾開催のスポーツ大会中止に 「中国側の圧力」と反発

台北=西本秀
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 台湾のオリンピック委員会は24日、来年夏に中部の台中市で開催する予定だった国際スポーツ大会「東アジアユースゲームズ」の中止が決まったと発表した。台湾を含め参加予定だった日本や中国、韓国などのオリンピック委員会が同日、北京で会合を開いて賛成多数で決めた。採決で台湾は反対し、日本は棄権した。台湾側は「中国側の圧力」と反発している。

 同大会は以前の「東アジア競技大会」を改編し、若者対象の大会として、9カ国・地域が参加して第1回を台中で開く計画だった。

 台湾では2020年東京五輪に向けて、従来の「チャイニーズ・タイペイ」名義ではなく「台湾」名義で参加しようと、一部の団体が住民投票を呼びかけている。台湾メディアの報道によると、中国側はこうした動きに懸念を表明し、ユースゲームズの中止を主張したという。(台北=西本秀