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 第100回全国高校野球選手権記念大会の地方大会は26日、西千葉、京都、和歌山、島根、徳島、高知の6大会で決勝が行われる。

 和歌山では、今春の選抜準優勝校の智弁和歌山に、2年ぶり6度目の出場を狙う市和歌山が挑む。智弁は全試合コールド勝ちと相変わらずの強力打線だが、市和歌山も負けていない。一発のある左の1番吉田、今大会の打率が7割を超える2番柑本を筆頭に攻撃力は高い。春の県大会決勝では智弁和歌山に5―6と競り合った。今大会の吉田は打率2割5分と調子はいま一つ。この1番打者が決勝で目覚めれば、面白い打ち合いに持ち込める。

 京都は4年ぶり34度目の出場をめざす龍谷大平安と、校名が宇治だった1982年以来の出場をめざす立命館宇治の顔合わせに。平安は全5試合でコールド勝ち。甲子園春夏通算100勝まであと1勝に迫り、気合も入る。立命館宇治は競り合いに持ち込みたい。

 高知では、9連覇を狙う明徳義塾に、12年ぶり23度目の出場をめざす高知商が挑む。高知商は春の県大会で選抜帰りの明徳にサヨナラ負けをしたが、自信にはなったはず。昨秋の明治神宮大会を制した明徳は、エース市川がここまで全3試合で完投し、計3失点。高知商がこの右腕をどう攻略するかがポイントとなる。

 準決勝は、レベルの高い対戦カードが多い。西東京では昨夏4強の東海大菅生と今春の選抜出場の日大三が激突。東兵庫の神戸国際大付と報徳学園の対戦も好カード。南大阪大会では大体大浪商の右腕・立石と近大付の左腕・大石の投げ合いが注目だ。

 西千葉の決勝は、中央学院と東京学館浦安の初出場を目指すチーム同士がぶつかる。選抜の舞台を経験した中央学院は、大谷が投打の柱となる。島根では、3年ぶり10度目の出場を目指す石見智翠館と18年ぶり4度目の出場を狙う益田東の私立勢対決となった。徳島では、2年ぶり12度目の出場を目指す鳴門と初出場を狙う生光学園がぶつかる。生光学園が勝てば、徳島では初めて私立校が代表となる。

 北大阪大会では、春夏連覇を狙う大阪桐蔭と、2年ぶり代表を狙う履正社が勝ち上がり、27日午前10時から大阪シティ信用金庫スタジアムである準決勝で対戦することになった。(小俣勇貴

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