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 戦時中の連合軍による岩手県釜石市への艦砲射撃の悲惨さと平和への願いを歌った合唱組曲「翳(かげ)った太陽」が、8月9日に市民ホールで開かれる追悼式で献唱される。女声市民合唱団「歌う会」が東日本大震災後は自粛していた同曲の演奏活動を再開。中学生らとの合同合唱団により8年ぶりの式典公演が実現する。

 米英艦隊は1945年7月14日と8月9日、釜石製鉄所などを標的に艦砲射撃や艦載機による機銃掃射で中心市街地を壊滅状態にし、一般市民や徴用工として連行されていた朝鮮人労働者、外国人捕虜も含めて千人近くが犠牲になったとされている。

 「翳った太陽」は6曲からなる計17分の女声3部合唱曲。製鉄所タイピストとして艦砲射撃を体験した千田ハルさん(94)の短歌「亡き父の 貰いくれにし さいかちで 髪洗いたり 戦の頃に」や、教え子を失った元教師の故・石橋巌さんの絵手紙の詩に、地元でピアノ教室を主宰する最知節子さん(75)が曲をつけて完成させた。戦後60年の2005年に発表され、最知さんらの「歌う会」が、毎夏の戦没者追悼式や市内の小中学校での「戦争の惨禍を心に刻むコンサート」で披露してきた。

 しかし、震災で歌う会のメンバ…

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