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(25日、高校野球茨城大会決勝 土浦日大6―1常総学院)

 茨城大会の決勝を戦った土浦日大の小菅勲、常総学院の佐々木力両監督は、第66回大会(1984年)で取手二が全国制覇した時の優勝メンバーだ。当時の監督だった木内幸男さん(87)が25日、教え子対決をネット裏で見守った。

 木内さんは「今後、生きているうちに、こんな機会があるとは限らないから、出て来たよ」と冗談交じりで球場入り。「どちらが勝ってもいいが、負けたチームの顔は見たくない。気持ちがよくわかるから。決勝で負けるのは、準決までに負けるより悔しいから」と複雑な心境ものぞかせた。

 試合は土浦日大が四回に6点を奪い快勝。木内さんは、エース富田の力投をたたえた。常総学院について「失点に早めに手を打てなかった」。小菅監督には「昨年は甲子園で手堅くやりすぎたから、今度は思い切り暴れてきて欲しい」とエール。両監督を気遣い、顔を合わせずに球場を後にした。(小松重則)