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 資源開発に使うプラントの一部を運ぶ大型船。船内タンクの海水を出し入れしてバランスをとり、荷積みを支える凄腕(すごうで)がいます。

NYKバルク・プロジェクト モジュール海技室長 寄木伸治さん(59)

 大分市の別府湾に面した港に7月下旬、全長162メートルの大型船が接岸していた。船首部分を除けば甲板に外囲いはなく、鉄板で一面が覆われている。石油といった地下資源の開発拠点などになるプラントなどをこの上に積み込み、輸送する「モジュール船」と呼ばれる特殊船だ。日本の海運会社には、2隻しかない。

 巨大なプラントはいくつかに分割して造り、何回かに分けて運んで現地で完成させる。モジュールとは、この一つ一つの塊のことを指す。船に外囲いがないのは、クレーンでつれない数千トンのモジュールでも岸から陸伝いに運べるようにするため。重いものを運べる分、積み下ろしの際の船のバランスの取り方が難しくなる。船体内部には最大約2万5千トンの海水をためられる計28のタンクがあり、出し入れで浮力を調整して海面からの高さや船のバランスを合わせる。その海水の出し入れを統括するのが仕事だ。15年前に担当になって以来、プラントのモジュール約40基の積み下ろしを指揮した。

 海水を出し入れする計画は「バ…

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