チングルマ、はかなき白いカーペット 北海道・大雪山

本田大次郎
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 北海道の最高峰、大雪山・旭岳(2291メートル)の裾合平(すそあいだいら)で、高山植物のチングルマの白い花が斜面を埋め尽くしている。今年は6月になっても雪が降る日が多く、開花は遅れ気味だったが、7月下旬になって気温が上がり、一気に開花した。

 裾合平は、旭岳の北側斜面が緩やかに広がる台地にあり、標高は約1700メートル。チングルマの大群生地として知られ、本州からも訪れる人が多い。22日ごろまでは、ほとんど緑色だった斜面も、ほんの3~4日で、白い花畑に塗り替えられた。旭岳ビジターセンターによると、チングルマの花は数日しかもたず、「裾合平が白く埋め尽くされるのは、1週間もない」という。(本田大次郎)