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 日本サッカー協会は26日、日本代表の次期監督に、21歳以下(U21)男子日本代表監督の森保(もりやす)一(はじめ)氏(49)が就任すると発表した。同日に東京都内であった理事会で承認された。初采配は9月7日のチリ代表との国際親善試合(札幌ドーム)となる。ワールドカップ(W杯)ロシア大会で、日本を16強に導いた西野朗監督(63)は今月末で退任する。

 森保氏は、2020年東京五輪に出場する代表チームも継続して率いる「兼任監督」となる。原則23歳以下の選手で構成される五輪代表と、年齢制限のない日本代表を兼務するのは00年シドニー五輪、02年W杯日韓大会を指揮したフィリップ・トルシエ監督以来だ。

 東京都内で記者会見した森保氏は「二つの代表で監督をするのは困難なこと。だが、多くの方々の力をお借りしながら、チームを作っていけば、不可能が可能に変わり、同時に見ていくことが大きな成果につながると思う」と語った。

 森保氏は12年~17年途中までJ1広島で監督を務め、日本人監督として最多となる3度のJ1優勝の実績がある。W杯ロシア大会では日本代表のコーチを務めた。

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 〈もりやす・はじめ〉 長崎日大高から1987年に日本サッカーリーグのマツダ(現J1広島)に入団。当時監督のオフト氏に見いだされ、92年に日本代表監督に就任した同氏の下でA代表初選出。守備的MFとして活躍し、93年の「ドーハの悲劇」も経験。代表通算35試合出場で1得点。2003年に引退後、年代別日本代表のコーチなどを経て12年に広島の監督に就任し、日本人監督では最多の3度の年間優勝に導いた。長崎市出身。49歳。