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(26日、高校野球京都大会決勝 龍谷大平安11―0立命館宇治)

 龍谷大平安の応援席には、約500人の生徒が応援にかけつけた。うち約90人は吹奏楽部員。同部は吹奏楽の強豪として知られている。

 打席に入ると、吹奏楽部が演奏するのは「あやしい曲」だ。顧問の林晃(あきら)教諭(52)が1997年、夏の甲子園出場を決めた野球部を励まそうとつくった。ドラムやトロンボーンで奏でる重低音が特徴。同じリズムを繰り返すボレロ調は珍しく、ファンから「あやしいボレロ」と呼ばれた。

 初披露した甲子園で、同校は準優勝。林さんは「不思議な力をもつ曲」と話す。

 応援を指揮する野球部員の川谷颯汰(そうた)君は「うちを有名にしてくれた曲。相手のプレッシャーになる」。吹奏楽部の森田有香(ゆか)部長は「甲子園ではもっと音を響かせたい」と笑った。(白見はる菜)