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 800年近い歴史があるとされる「笛吹川石和鵜飼(うかい)」が、山梨県笛吹市で2年ぶりに行われている。昨年は、鵜がウイルスに感染した疑いがあり、中止された。

 石和鵜飼は、鵜匠が川を歩いて鵜を操る徒歩鵜(かちう)と呼ばれる漁法。市によると、鵜飼いが行われている全国12カ所でここだけという。

 市役所沿いの笛吹川で鵜匠の操る鵜がアユを捕まえると、石和温泉を訪れた観光客らは歓声を上げ、大きな拍手を送っていた。

 笛吹高校の生徒もたいまつを掲げて協力。観光客らによる鵜匠の体験も行われた。

 埼玉県から観光で訪れた鎌滝真知子さん(65)は「鵜のけなげな様子が印象的でした。こうした伝統を何とか残してほしい」と話した。

 8月19日までの水、木、土、日曜日の午後8時から50分間。鵜飼いの後は花火も打ち上げられている。(田中基之)