マルイのクレカで積み立て投資 丸井が投信販売に参入

新宅あゆみ、高橋末菜
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 丸井グループは、積み立て投資専門の証券サービスに9月から参入すると発表した。「お家芸」ともいえるクレジット払いで投資信託を購入できる仕組みを導入する。全国初の試みという。取り扱う投信の商品を絞り込み、初めて投資をする若い女性にもわかりやすいサービスを目指す。

 グループの「tsumiki(ツミキ)証券」が投信を販売する。エポスカードのクレジット払いで投信を買うことができ、ポイントもつく。

 扱う投信はいずれも税優遇が受けられる「つみたてNISA」の対象で、「コモンズ30」「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」「セゾン資産形成の達人ファンド」「ひふみプラス」の4商品。毎月の積立額は月3千~5万円から選べる。

 口座開設者には、キーホルダー型の「オマモリ」を無料で配る。資産管理のページにアクセスできるQRコードつきで、投資を身近に感じてもらうための工夫だという。

 青井浩社長は26日の記者会見で「資産形成サービスのほとんどは一部の富裕層向けに集中し、若者たちに及んでいない。小売業という異業種から参入してどんな新風を起こせるか期待してほしい」と語った。

 丸井のカード保有者は約半数が20~30代、約7割が女性客で、これまで投資を縁遠く感じていた層へ市場を広げたい考えだ。ツミキ証券の寒竹明日美・最高経営責任者(CEO)は「資産形成になじみがなかった人たちが多い。店頭で気軽に聞いてもらえる場を提供したい」と述べた。(新宅あゆみ、高橋末菜)