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 ラオス南東部アッタプー県で建設中だった水力発電用ダムの決壊で、壊滅的な被害を受けた六つの村では27日、発生から4日たっても家屋が5~6メートルの水や泥に埋まったままで、行方不明者の捜索活動が難航していた。

 アッタプー県の報道担当者によると、被害を受けた13村のうち6村が全域で水につかった。死亡した26人、行方不明の131人(26日時点)は、これら6村に住んでいたという。

 同県南部のサナムサイ避難所に身を寄せるニャイさん(30)は、このうちの一つ、バンタヒン村に住んでいた。23日午後8時ごろ、村のリーダーから「水が来るからすぐに逃げろ」と言われた。1歳8カ月の長男を抱え、荷物をまとめていると、いきなり家の中に水が流れ込んできたという。

 長女(8)の手も引き、必死で外に出た。しかし激しい水流に巻き込まれ、長男を離してしまった。長女を右腕に抱えながら流され、家から2キロほど離れた木の幹に必死でしがみついた。上着のシャツ以外は全て水に流された。翌日正午ごろ、ボートの救助隊に助けられたが、長男は行方不明だ。

 同じように木につかまったり屋根にのぼったりして助かった村人が数十人いるという。ニャイさんは、「なぜ長男を離してしまったのか」と声を詰まらせた。

 六つの村には27日も、ボート…

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