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 ラオス南東部アッタプー県で建設中の水力発電ダムが決壊し、数千人が家を失う中、濁流から4カ月の赤ちゃんを救ったタイの救助チームが話題になっている。この救助チームは、タイで洞窟に閉じ込められた少年ら13人の全員救助にも貢献していた。

 赤ちゃんを助けたのは、タイ中部を拠点にする民間の潜水救助チーム「Hook 31」。救助チームの27日のフェイスブック(FB)への投稿によると、ラオスでの救助活動に25人がボランティアで参加。ラオス軍の救助隊と協力し、子ども6人を含む14人を濁流から救ったという。14人は4日間、救助を待っていたという。

 潜水救助チームはFBに投稿した動画で「泥の中を歩き、幸運にも救出することができた」と説明。動画には、腰まで濁流につかって赤ちゃんを抱えて救う様子や、赤ちゃんの家族やラオス軍の救助隊が救助チームに感謝する場面がある。

 タイ海軍によると、先月下旬に少年ら13人が同国北部の洞窟で増水により閉じ込められた際は、救助チームは空気ボンベを洞窟内に運び込む作業などを手伝ったという。(サナムサイ〈ラオス南東部〉=染田屋竜太)