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 夏の甲子園に初出場で臨む白山(三重)。初戦を前に、ベンチ入りの選手18人を背番号順に紹介します。(丸囲みの数字は背番号)

 ①山本朔矢(さくや)(3年)

 切れのあるスライダーが持ち味のエース。テンポのいい投球で試合を作る。三重大会では全試合に登板。休みの日は走ったり、公園で的を狙って投球したりする努力家。入学してから「食トレ」や走り込みなどで体重が10キロ以上増えた。一番好きなご飯のお供はからしめんたいこ。得意教科は家庭科で、冷蔵庫の残り物で簡単な料理も作る。松阪市の久保中出身。

 ②辻宏樹(3年)

 守りの要で、個性派チームを率いる頼れる主将。元々はライトで捕手歴は約2年。捕逸をしない自信がある。入学後、体重を増やし、足は遅くなったが、長打力を身につけた。通算18本塁打で、20本目は甲子園で狙っている。最近はまっているのは父親とのビリヤード。妹が2人いて、よく動画を一緒に撮る。「勉強は学年1位」。津市の西橋内中出身。

 ③有森紫苑(しおん)(3年)

 三重大会決勝で走者一掃の適時二塁打を放ったキーマン。「冬の間誰よりも振り込んだ」と東監督。名張市の赤目中出身。中学時代は奈良のクラブチームに所属し、今も遊ぶ場所は奈良。阪神ファン向けのイベントで、甲子園で一球だけ投げたことがある。部内では「ゆるキャラ」。フラフープを回しながらバッティングできるが、部員に見せたことはない。

 ④石田健二郎(3年)

 小学1年から野球を始め、ずっと内野手。163センチと小柄ながら、守備範囲の広さに自信あり。打撃は小技でつなぐ。美しい腹筋を手に入れるために、寝る前に毎日筋トレをする。猫を2匹飼っているが、自分を動物にたとえるなら「小さいからネズミ」。好きな食べものはシチュー。卒業後も草野球をするつもりでいる。津市の久居西中出身。

 ⑤岩田剛知(たけとも)(3年)

 三塁手と投手を兼任。投手としては直球とスライダーが武器。三重大会では低めに集めて何度もピンチを切り抜けた。富山出身で、高校入学時に母親の実家がある四日市に移る。動画サイトで投手の動画を見て研究をする。好きな食べものはカレーライスで、ジャガイモは欠かせない。好きな教科は体育。卒業後は野球部のある企業に入る予定。

 ⑥栗山翔伍(3年)

 三重大会打率4割5分超、チーム最多6盗塁。一方で失策もチーム最多の6。「自分が下手なのか、集中していなかったのかどっちかです」。3歳から中学まで水泳をし、リレーで県8位になったことも。辻とは小中高の同級生でチーム内ではツッコミ役。友達とするスケートボードが好き。座右の銘は「努力に勝る才能無し」。津市の西橋内中出身。

 ⑦伊藤尚(3年)

 三重大会菰野戦では本塁打で勝利に大きく貢献した強打者。連続ティーバッティングで長打力をつけた。元々は一塁手だったが目が悪く、失策が多かったので左翼手に転向。目に入れるのが怖かったコンタクトを着けたら守備力が向上した。最初に白山に来た時の感想は「選手が少ない。ここで野球とか無理やな」。ブラックバス釣りが趣味。亀山市の中部中出身。

 ⑧市川京太郎(3年)

 打球を芯で捉えるのが得意で、広角に打てるが、三重大会ではふるわず、甲子園でのリベンジに燃える。打席に入るルーティンにヤクルト山田哲人選手のまねを織り込む。阪神ファンで甲子園は夢の舞台。2年の片思いで付き合った彼女にいい姿を見せたい。三重大会で左翼手と交錯したのは「守備範囲が広いから」。炭酸飲料が苦手。松阪市の鎌田中出身。

 ⑨駒田流星(2年)

 身長はメンバーで一番高い180センチ。三重大会の全6試合に出場して巧打で貢献し、決勝でも貴重な適時打を挙げた。「試合でもあがることはない」と頼もしい。元々は投手だったが肩を痛めて外野手になった。生まれた年に大出現したしし座流星群が名前の由来。四日市市の山手中出身で通学時間は2時間。その間、ユーチューバーの配信番組で癒やされている。

 ⑩堀涼(3年)

 得意の直球とスライダーでエースを援護する。小学校でサッカーとバスケットボールを経験した後、先輩に誘われて中学から球児に。持ち味は「肩の強さ」で、外野からノーバウンドでの送球が自慢。冬から夏にかけて体重が4キロ減り、最高136キロの投球への影響を心配する。親の手作り肉料理を食べて、増量に余念がない。津市の久居西中出身。

 ⑪神野真志(3年)

 貴重なサイドスロー右腕で、三重大会は1イニングを投げた。高校2年の頃、内野手から投手に転向。下手投げでメジャー挑戦した牧田和久投手が投げる緩い球を参考にする。名張市立北中出身で、弟の悟士君は白山の1年生部員。「僕より守備も打撃もうまいんです」。甲子園を決めた時は弟から「やっちゃったな」と言われた。勉強は漢字が得意。

 ⑫橋本魁蛇(かいじゃ)(2年)

 三重大会の出番はなかったが、強肩が自慢の控え捕手。「甲子園のシートノックで、しっかり肩をアピールしたい」。小学校6年まではソフトボールに打ち込んだ。「投手との距離が近いので、ボールとストライクの見極めに役立った」。地元白山町の白山中出身。ママチャリで30分かけて学校に通う。「地元にも、これだけすごいやつがいると見せつけたい」

 ⑬河村岳留(たける)(2年)

 持ち味はコンパクトにつなげる打撃。最近、一塁手から三塁手に転向したばかりで、捕球と送球の流れを磨く。愛知県一宮市出身。今は野球部の仲間2人と松阪市内で下宿している。中学時代に出会った東監督の人柄にほれ込み白山へ。「最初は変な学校だなと思ったけど、熱心な監督を見てこの人のもとで野球をやりたいと思いました」

 ⑭梶川裕一朗(3年)

 小学生チームで野球を教える父の影響で、幼少期から硬式球を投げて感覚を養った。広島の菊池涼介二塁手の大ファン。「打席に立つと頭が真っ白になる」が、場数で培った自信で海星戦ではスクイズに成功。ゲーム機が壊れるほど野球ゲームをやりこんだが、好きなアニメはバレーボールの「ハイキュー!!」。松阪市の中部中出身。

⑮刀根(とね)夢斗(3年)

 テレビで見た甲子園の舞台にあこがれ、小6から野球少年に。白山を選んだのは東監督にほれ込んだから。「経歴を調べて『絶対にいける』と思いました」。コンパクトな打撃でつなぎ、守備は機動力のある内野手として貢献する。シャイな性格で、クラスのかわいい子とは緊張で話せない。「姉とは普通にしゃべれるのに」。松阪市の鎌田中出身。

 ⑯下中宙(そら)(2年)

 控えの右投手。白山には野手で入ったが、1年生の秋に投手に転向した。制球に自信があり、「コースを狙って攻めるところが持ち味です」。仲間とサッカーで遊ぶのが好きで、W杯もテレビ観戦した。小さい頃、一緒にテレビで野球を見てくれた祖父が昨年亡くなった。「優しいおじいちゃん。甲子園出場も絶対に喜んでくれる」。伊賀市の緑ケ丘中出身。

 ⑰パルマ・ハーヴィー(2年)

 小学4年のときに、家族でフィリピンから来日。野球は友達の誘いで6年から始めた。パルマが名字。ムードメーカーで次期キャプテン候補。声の大きさと走塁に自信がある。三重大会では伝令として活躍。常に笑顔を意識しているが、「意識しすぎてたまに顔がこわばる」。趣味はカラオケなど。津市の東橋内中出身。

 ⑱吉岡海斗(3年)

 変化球が持ち味の控え投手。ソフトバンク千賀滉大投手の武器の落差が大きい「お化けフォーク」にあこがれる。津市の一志中出身。甲子園では、一志中の友人が選手をしている大垣日大との対戦を熱望する。美容師の母親が外出先で常連客に会った時、「髪を切ってくれてありがとう」と言われる姿を尊敬している。自身も母のような美容師を目指している。

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