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 静岡県伊豆市修善寺の旅館「鬼の栖(すみか)」で開かれていた第13期朝日アマチュア囲碁名人戦三番勝負(朝日新聞社、日本棋院主催)は29日、挑戦者の東京理科大1年、栗田佳樹さん(19)=横浜市港北区=がアマ名人の専修大4年、大関稔さん(23)=神奈川県藤沢市=に対し2勝1敗でシリーズを制し、タイトルを奪取した。

 前日の第1局に勝ってタイトル獲得まであと1勝とした栗田さんだが、この日午前の第2局を180手までで黒番中押し負けし、1勝1敗のタイに。午後の第3局も中盤で大関さんの巧みな打ち回しにより劣勢に立たされたが、その後両者秒読みの混戦になり、逆転に成功。215手までで黒番中押し勝ちした。

 栗田さんは昨年の高校チャンピオン。今年は日本アマ碁界の頂点に立った。(大出公二)

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 〈栗田さんの話〉 どれも苦しい内容の碁でタイトル獲得の実感はまだない。全国大会を制した挑戦者として勢いに乗ることができた。

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 〈大関さんの話〉 防衛したかったが、秒読みになってあわててしまった。勢いのある挑戦者を迎える立場の厳しさを実感した。

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