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 震災後、浪江町で8年ぶりに再開した標葉郷(しねはごう)(双葉郡北部)の騎馬武者行列では、中学2年生の伊藤彩葵(さき)さん(14)が法螺貝(ほらがい)を吹き鳴らす螺役(かいやく)を務めた。勇壮な音色を響かせ、武者たちを奮い立たせた。

 伊藤さんは、富岡町から郡山市に避難している。長年、野馬追に参加した浪江町の祖父に憧れ、2014年に標葉郷の騎馬隊として初めて野馬追に出陣した。翌年からは螺役として参加している。

 勧めたのは、叔父で螺役たちの指導役、浪江町出身の横山秀明さん(43)。「ほかの郷の螺役とも交流でき、野馬追全体を知ることができる」

 小学校の合奏部でバイオリンを…

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