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 秋篠宮ご夫妻と長男悠仁(ひさひと)さま(11)は30日、東京都千代田区の「しょうけい館」(戦傷病者史料館)を訪れた。悠仁さまはお茶の水女子大付属小学校の6年生。この日は夏休みを利用して訪れた。

 同館は、戦傷病者とその家族らが戦中・戦後に体験した労苦を後世に伝える施設。悠仁さまは、摘出弾や止血に使われた日章旗などを時折のぞき込むようにしながら見て回り、真剣な表情で説明を聞いていた。秋篠宮さまが「壊疽(えそ)ってわかる?」と話しかけたり、軍事郵便について「届く前に全部見るんだよ」と教えたりする場面もあった。

 ご夫妻は悠仁さまが折々に戦争について学ぶ機会を設けてきた。天皇、皇后両陛下から戦時中の体験を聞いたり、原爆投下の日などにはご一家で黙禱(もくとう)を捧げたりしたこともある。2016年には長崎市の「原爆落下中心地碑」に供花をしたほか、長崎原爆資料館を訪れた。昨夏には紀子さまと東京・小笠原諸島を訪れ、戦争の痕跡を巡った。(多田晃子)