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 自民党第3派閥の竹下派(55人)を率いる竹下亘総務会長は30日、北九州市内で講演し、9月の自民党総裁選について「しっかり議論をすることで、(政策を)やり遂げていかなければならない」と述べ、活発な論戦の必要性を訴えた。ただ、派としての対応は「迷っている」とし、方向性は示さなかった。

 竹下派は首相支持の強い衆院(34人)側と、石破氏支持で動き出した参院(21人)側で意見が割れている。竹下氏は「かつて派閥全盛の時代には主流派、非主流派のあつれきが弊害になったが、堂々と議論をして結果が出れば、全員一致で支えていくのが今の自民党の唯一の強みだ」と強調した。

 また、岸田文雄政調会長が立候補を見送ったことについて、「本当は岸田さんにも出てもらって、(安倍晋三首相や石破茂元幹事長らと)三つどもえ、四つどもえの政策論争をして頂きたかった」と語った。(南彰)