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 大相撲夏巡業「大津場所」が30日、大津市におの浜4丁目の県立体育館(ウカルちゃんアリーナ)で開かれた。市内での巡業は8年ぶり。市内外から約2300人が詰めかけ、白鵬、鶴竜、稀勢の里の3横綱や、先日の名古屋場所で初優勝した関脇御嶽海、大津市出身の幕下鳰(にお)の湖(うみ)らに大きな声援を送った。

 午前は公開稽古などがあり、午後は横綱や幕内力士が土俵入りを披露した。力士が力強く四股を踏むと、そのたびに観客から「よいしょ」のかけ声が上がった。締めくくりに稀勢の里が寄り切りで鶴竜を破ると、この日一番の盛り上がりを見せた。

 会場には子どもや外国人観光客らの姿が目立った。力士は写真撮影に応じたり、色紙にサインを書いたりしていた。家族4人で観戦していた大津市の小学2年濱田創太君(7)は力士を間近で見るのは初めて。「大きくてかっこよかった」。稀勢の里のファンという市内の主婦福田公(きみ)さん(77)は「力士の浴衣の柄や、会場ののぼりが楽しめるのは巡業ならでは。地元で見られてうれしかった」と話した。(宮城奈々)