フィギュアスケートの男子シングルで五輪2連覇を果たした羽生結弦(23)=ANA=が本格的なシーズン入りを前に30日(日本時間31日)、拠点のカナダ・トロントでの練習を公開した。報道陣の取材に応じた羽生の主なやりとりは次の通り。
――今季のフリーについて教えて下さい。
「曲は『アート・オン・アイス』をアレンジした。(トリノ五輪金メダリストの)エフゲニー・プルシェンコさんが滑っていた印象が強くて、代表するプログラムの一つ。自分がこれから挑戦し、楽しさを感じながら、滑りたい。使わせてもらうのはちょっと恐縮するが、『コンティニューズ・ウィズ・ウィングス(4月、都内でのアイスショー)』で、『曲を使わせてもらいます』と伝えると、『がんばってね』という言葉もいただいた」
――自分らしさをどう出しますか。
「振り付け自体はガラッと違うものになっている。僕は小学3、4年生のとき、『ロシアから愛を込めて』というプログラムをやっていて、そのころからロシア流、ヨーロッパ流の表現、曲が原点にある。(中学生まで指導を受けた)都築(章一郎)先生の原点もロシアにある」
――4回転アクセルは入れますか。
「入れる予定はないです。練…
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