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 猛暑で「夏バテ」する牛が相次いでおり、牛乳の特売を減らすスーパーが出てきそうだ。本州から南で、酪農家の減少に伴う原料生産の落ち込みに拍車がかかっているからだ。牛乳を出す学校給食が9月から全国で再開されるのに備え、業界が牛乳の確保に奔走している。

 人が飲む牛乳は、牛から搾った生乳(せいにゅう)を殺菌処理してつくる。日持ちしないため、日本で飲まれる分の生乳は国内で搾られている。

 生乳の生産量は1996年をピークに減り続け、2016年は15%少ない739万トンだった。酪農は毎日2回の乳搾りなど作業の負担が大きく、やめる農家が相次いでいる。

 そこへ猛暑が襲った。乳牛は暑さに弱く、影響は食欲にも乳量にも及ぶ。農林水産省によると、7月に、暑さのために死んだり乳を搾れなくなったりした乳牛は全国で573頭。猛暑だった2010年7月の447頭を上回った。

 酪農や乳業の業界団体Jミルクによると、7~9月の本州以南での生産量は前年より2・7%少ない見通しだ。

 最大の産地である北海道では、…

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