[PR]

 自民党総裁選(9月7日告示、20日投開票)に立候補する石破茂・元幹事長が31日、全国47の都道府県別にメッセージを収録した動画を公開した。国会議員票で安倍晋三首相に水をあけられる中、強みとする「地方目線」のアピールで、党員・党友による地方票の獲得につなげる狙いだ。

 動画は都道府県ごとに内容を変え、中には10分を超えるものも。名所や魅力の紹介が中心だが、島根県では消費税を導入した島根出身の竹下登元首相について「政治家の理想のひとつ。心から尊敬し、一歩でも半歩でも近付きたい」と言及。新潟県では田中角栄元首相との思い出に触れるなど、影響を受けた政治家についても語っている。

 一方、総裁選で戦う安倍首相の地元・山口県向けの動画では「近代日本をつくる原動力となった山口、すばらしい潜在力をもっている」とその魅力を語り、首相への言及はなかった。

 動画は47都道府県全体で計5時間を超え、制作に50時間を要したといい、31日に記者会見した石破氏は「(地域のことを)分かった上で政策を述べているという思いを持っていただければありがたい」と語った。動画は石破氏の総裁選特設サイト(http://ishiba.com/sousaisen別ウインドウで開きます)で公開している。(岩尾真宏)

こんなニュースも