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 国土交通省は31日、車の紙の車検証を廃止し、電子化する検討を始めると発表した。実現すれば、車を保有するための関連手続きが全てオンラインで行えるようになる可能性があるという。国交省は近く有識者らによる会議を立ち上げ、具体的な方法の検討に入る。

 車検証は、車の購入後や車検後に、各地の運輸支局などで交付される。車検の請負業者が代行することが多いが、誰かが窓口まで出向く必要がある。電子化が実現すれば、こうした手続きがオンラインで完結できるようになりそうだ。

 現行、車検証は道路運送車両法により、車を使うときは車内に置くことが義務づけられている。電子化に伴い、このルールの改正も議論される。国交省は、9月5日に第1回の有識者らによる会議を開き、年度内に結果をとりまとめることにしている。(伊藤嘉孝)