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 望まない妊娠などで悩みを抱える女性を支援するため、鳥取県は4日、相談窓口「とっとり妊娠SOS」を開設した。行政機関に相談しにくい人たちに配慮し、民間に業務を委託して運営する。

 相談を受けるのは妊婦や乳児の支援施設「産後ケアやわらかい風」(鳥取市西品治)の助産師2人。電話(070・3986・1325)やホームページの専用フォーム、対面で相談できる。電話は毎週火、土曜の午前10時~午後8時。匿名での相談も可能で、内容に応じて医療機関などにつないでもらえる。

 県子育て応援課によると、開設のきっかけは2016年に岩美町で母親が出産して間もない女児を遺棄した事件。事件を受けて進められてきた検討会の中で、保健所など行政による既存の相談窓口以外に受け皿が必要との意見が上がっていたという。

 8月31日、県庁で「産後ケアやわらかい風」の川口映子代表(55)が平井伸治知事から看板を授与された。川口さんは「一人ひとりの相談者に寄り添って、最良の道を選べるようにしてあげたい」と話した。(横山翼)