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 みずほ銀行とJR東日本は、電子マネー「Suica」をスマートフォンに取り込み、みずほの口座からチャージ(入金)できる新サービス「Mizuho Suica(みずほスイカ)」の運用を始めた。電子マネーのチャージは現金やクレジットカードが多いが、今後、銀行口座から直接チャージできる仕組みも増えそうだ。

 新サービスは、米アップルのiPhone7以降の機種で利用できる。みずほのアプリをダウンロードし、引き落とし口座を設定すれば、Mizuho Suicaとして使えるようになる。無料。クレジットカードをあまり使いたくない層や、チャージ額に上限を決めたい人たちの利用が見込めそうだという。通常のSuicaは緑がイメージカラーだが、今回はみずほの企業色である青をアプリのデザインに大きくあしらった。アンドロイドの端末には対応していない。

 スマホ操作により、口座からMizuho Suicaには、一度に最高1万5千円まで1千円単位でチャージできる。通常のJR東のSuica同様、スマホを自動改札や全国のコンビニなどの端末にかざせば、IC乗車券や決済手段として使える。

 1日に記者会見したみずほ銀行の向井英伸常務執行役員は「少額の決済を中心に、クレジットカードでも現金でもない決済手段にニーズがある。キャッシュレスの要請に具体的に応えていく」と話した。(榊原謙)