[PR]

 北海道ニセコ町ゆかりの作家・有島武郎(1878~1923年)の代表作「生(うま)れ出(い)づる悩み」の出版から今年で100年となる。小説のモデルとなった北海道岩内町出身の画家・木田金次郎(1893~1962年)と有島の交流の軌跡などをたどる巡回展が東京都内で始まり、今秋には札幌で開催される。担当学芸員は「小説の舞台に是非、足を運んでほしい」と話す。

 「生れ出づる悩み」は、物語の語り手であり小説家でもある「私」と、「私」が「君」と呼ぶ、画家志望の青年漁師「木本」との交流を描いた小説。1918(大正7)年から新聞小説として連載され、その後、出版された。

 小説のモデルとなった木田は10年、自分の描いた絵を見てもらおうと札幌の有島邸を訪れ、2人は出会った。その後も絵画への道をあきらめきれない木田は、狩太(現ニセコ町)の有島農場を訪れ、7年ぶりの再会を果たした。小説はこの体験をもとに執筆され、2人の交流は、有島が亡くなるまで続いた。

 巡回展は、有島記念館(北海道…

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。

2種類有料会員記事会員記事の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら