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(2日、高校野球 甲子園抽選会)

 8強までの見どころを、ゾーンごとに追った。組み合わせ表の左側は次の通り。

報徳学園~愛工大名電

 実力校の報徳学園と聖光学院が初戦で戦う。18歳以下日本代表1次候補の遊撃手・小園を擁する報徳が、聖光の好右腕・衛藤をどう攻略するか。

 愛工大名電は「SKB」(スーパー攻撃ベースボール)と称する強打が特徴。白山は他校にはない勢いで対抗したい。2016年まで10年連続三重大会初戦負けだった「弱小校」が、「日本一の下克上」を掲げての甲子園初陣だ。

二松学舎大付~仙台育英

 浦和学院は投打ともに能力が高い。渡辺、永島と安定感のある投手がそろい、打線も切れ目がない。昨夏も経験した3校がこれを追う形だ。初戦で当たる仙台育英は継投が持ち味。狙いを絞らせず、接戦に持ち込めば面白い。力で対抗できるのは広陵か。準優勝した昨夏同様、各打者の振りは鋭い。二松学舎大付もチーム打率が4割超。どちらも、打ち勝って勢いに乗りたいところだ。

藤蔭~高知商

 選抜8強の星稜に勢いがある。石川大会は5試合で53得点、無失点。5本塁打の南保、4本塁打の竹谷ら中軸が好調なうえ、2年生右腕の奥川も状態を上げている。対する藤蔭は右腕市川がどこまで粘れるか。

 慶応は生井、渡部の投手陣が粘り強く、激戦の北神奈川大会で東海大相模、桐光学園といった強豪を破って自信を深めた。中越は長打力のある4番小鷹を中心に小技も絡めて攻めたい。

 中央学院は初出場だが、春夏連続出場で経験十分。故障明けの4番大谷の復調具合が鍵になる。地方大会を一人で投げた済美のエース山口直はスライダーを器用に操る好右腕だ。山梨学院と高知商は好投手対決。左腕垣越、右腕北代の投げ合いに注目が集まる。

作新学院~高岡商

 選抜王者の大阪桐蔭に実力校の作新学院が挑む。大阪桐蔭は中川、藤原、根尾と主軸の迫力は満点。下位まで油断できる打者はいない。作新学院は高山、林ら投手陣の粘りが不可欠。変化球の制球が光る林が緩い球を有効に使って接戦に持ち込めれば面白い。

 打力で見れば、高岡商がいい。4番筏(いかだ)を中心にチーム打率4割超。対する佐賀商は、右腕木村の粘りにかかっている。投手なら旭川大。右腕沼田をはじめ、最速140キロ超の投手が複数そろう。佐久長聖は目先を変えられる前に、持ち味の打力を発揮できるか。

 北照は南北海道大会5本塁打の4番岡崎が鍵を握る。多彩な変化球を操る沖学園の右腕斉藤に対し、長打で流れをつかみたい。

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