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 東京医科大の入試で秘密裏に、女子受験者の点数が一律に減点されていた。時代に逆行する差別の発覚に、同大幹部も「とんでもない話で、許されない」と憤った。一方、女性医師らからは、構造的な問題を指摘する声も出た。

 東京医大に限らず、女子が医学部に合格しづらいという点は以前から指摘されてきた。女性医師らで作る「日本女性医療者連合」(東京)の対馬ルリ子理事は、一律減点の発覚を受けて「やっぱりね、という思いです」と話した。

 文科省の学校基本調査によると2016年春の医学部医学科の志願者のうち、入学した割合は男子が6・85%に対し、女子は5・91%と1ポイント近く低い。他の学部では男女差がほとんどないか、女子の方が高くなっており、医学科だけが傾向が異なる。同じ理系学部を比べても、女子は農学系で1・74ポイント、歯学系で3・33ポイント高かった。

 対馬理事は数年前、医学部専門の予備校関係者から「偏差値だと女子は3、4ぐらい高い」と聞いたこともある。「女性は出産や育児で離職しやすいというだけでなく、医師としての質が低いという偏見は今もある」という。医師国家試験合格者に占める女性の割合は20年ほど、約3割で横ばいだ。「大学入学時に何らかのコントロールが働いていると感じる」と語る。

 ある私立医大幹部は「私の大学…

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