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 核兵器廃絶を世界に発信する「高校生平和大使」の一人に選ばれた初芝立命館高校(大阪府堺市東区)2年の今井萌果(もか)さん(16)が堺市役所を訪れ、竹山修身市長に抱負を語った。全国で集めた署名を携え、今月下旬にスイス・ジュネーブの国連欧州本部へ届ける。

 高校生平和大使は1998年に始まった。これまでに167万筆を超す署名を集め、今年はノーベル平和賞の候補に推薦されている。21代目の今回の大使には全国で今井さんを含め20人が公募で選ばれた。

 今井さんは中学の時、「地球が原爆を数百個所持して」という詩人・石垣りんの詩の一節で核兵器の問題に関心を持った。先月は堺市内で同級生らと街頭で200筆余りの署名を集め、「一筆一筆の重みに責任を感じた」という。「一人ひとりの生きる権利を侵す核兵器の恐ろしさを伝えていきたい」と語った。(加戸靖史)