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 国立病院機構が徳島病院(徳島県吉野川市、300床)の東徳島医療センター(板野町、276床)への移転、統合を計画していることに対し、地元住民や入院患者の家族らが2日、病院の続続を求める署名活動を始めることを決めた。

 2日、同市鴨島町であった「徳島病院を守る会」の初会合で世話人の岡田晋さん(63)は「新病棟は建設後5年しかたっていない。スタッフ、施設、自然環境に恵まれた病院をなぜなくさなければならないのか」と述べた。入院患者の父親は「息子の生活の場としての配慮がなくなるのではないか」と不安を訴えた。

 国立病院機構は今年2月に、2022年度に移転統合する計画を発表した。4月に吉野川市の川真田哲哉市長が同機構に病院の存続を要望し、市議会も6月、病院存続を求める意見書案を全会一致で可決している。

 同病院は筋ジストロフィーの専門医療機関。1日平均239人(16年度)の入院患者のうち100人弱は筋ジストロフィー患者だという。

 

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http://www.asahi.com/apital/medicalnews/focus/(福家司)