[PR]

 警察が今年上半期に特殊詐欺に関与したとして摘発した1325人のうち、昨年同期の約2倍にあたる368人が少年だった。そのうち約7割が現金を受け取る「受け子」だ。警察の「だまされたふり作戦」に協力した男性が、ある少年が逮捕されるまでの一部始終を語った。

 昨年11月の昼間、東京都板橋区の男性(84)宅に、電話が入った。男性が応答すると一瞬、間が空いた。試しに「しばらくだなー。声が違ってるけど、お前だろ?」とおいの名前で呼びかけると、「そうだ」。さらに、「実はお願いがあるんだけど…」と切り出された。詐欺だと確信した。

 いったん電話を切り、すぐに110番通報。まもなく数人の警察官が到着。電話は複数回続いた。男性は警察官の指示を受けながらやりとりを繰り返した。「かばんをなくした。また連絡するから家にいてよ」「弁償しないといけない。おじさん、現金だけでもなんとかならないかな」。言葉遣いは、徐々になれなれしくなっていった。

 「部下に取りに行かせる」とい…

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら