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 4~6月期の公的年金の積立金の運用益は2兆6227億円で、2四半期ぶりに黒字となった。年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が3日、発表した。6月末時点の運用資産額は158兆5800億円になった。

 GPIFによると、安定した経済状況や企業業績により、国内外の債券と株式の4資産すべてで黒字だった。ただ、期末に向けて米国の通商政策の不透明感に対する懸念が高まり、全体的に小幅な上昇幅にとどまったという。昨年度を通じ6・9%だった利回りは、4~6月期は1・68%だった。

 積立金の運用資産別の構成割合(6月末時点)は、国内債券が比較可能な2008年度以降で最低の27・14%。外国株式は25・32%、外国債券は15・34%でいずれも過去最高だった。国内株式は25・55%だった。